Webアプリケーションを作成する場合、Webサーバーというサービス上でPHPを動作させる必要があります。
PHPは、前回インストールしているので今回はWebサーバをインストールしましょう。
Webサーバのインストールの詳細は下記の記事を参考にするといいでしょう。
http://pocketstudio.jp/log2/2007/01/windows_apache_224_php_520.html
WebサーバApache(アパッチ)がインストールできたら、もう一度PHPのインストーラを起動し、PHPをWebサーバで動作させるように”Web Server Step Up”の項目を実行します。これで、Apacheのhttpd.confにPHPが動作できる設定が自動で記載されます。
一旦サーバを再起動すると、設定が反映されPHPがサーバ上で動作するようになっているはずです。
さて、上記のインストールを終えた時点で貴方のパソコンがWebサーバーとして機能しているわけです。
適当なWebブラウザを立ち上げて
“http://localhost”
と入力してください。正常にWebサーバが動作していれば何か表示されるはずです。
動作していない場合は、”404 Not Found”と表示されいるかもしれません。その場合は、インストール手順を見なおして下さい。
そして、貴方のパソコンのどこかのフォルダがWebサーバの公開フォルダとなっています。そのフォルダ内に置かれたファイルはWeb上に公開されると同じなので注意が必要です。もっとも、市販されているルータを通してインターネットに接続している場合はその心配はありません。(ルータがインターネットに公開されないようにしてくれています)
で、どこのフォルダが公開フォルダになっているかは”http.conf”の”DocumentRoot”という文字を検索するとそこに記載されています。
公開フォルダに前回作成したPHPを起き、Webブラウザで
“http://localhost/Hello.php”
と入力すると、前回コンソールで出力された文字がWebブラウザに表示されているはずです!
これで、Webアプリケーションを作成する開発環境は整いました!
お疲れ様です。